太閤記

職場での話。

ちょっと前のこと。

俺と同い年くらいの外国人のお客さんがポータブルゲーム機を買って行った。3DSか2DSだったかは忘れた。

お会計の時、その外国人がカタコトの日本語で話しかけてきた。

「ゲームはやる?」

俺が「一切やらない」と答えると、彼は心底驚いた表情で「電車で何してるの?退屈しない?」と更に訊いてきた。

「本を読む」と俺が言うと、彼は「オーケー、オーケー」と笑った。

「何を読むの?」

「村上春樹とかかな」

彼は「ムラカミはボクも好き」と言った。

司馬遼太郎は読まないの?」

司馬遼太郎?

「学生の時に国盗り物語なら読んだことあるけど、あんまり読まないなぁ」

俺が言うと、彼は残念そうに頷き、「吉川英治は読む?」と訊いてきた。

吉川英治?

「学生の時に宮本武蔵なら少し読んだことあるけど、ほとんど読んだことないなぁ」

太閤記を読みなよ。めちゃくちゃカッコイイから」

彼はそう言ってニッコリ笑った。そして「アリガト」と手を振ってレジを離れた。

俺は彼を追いかけてもっと話したかったけれど、そういうわけにもいかない。

外国人にとっての日本のスタンダードな作家は誰なんだとか、他にどんな日本の作家の作品を読んだのかとか、訊いてみたいことはたくさんあった。

俺と同い年の日本人で吉川英治の「太閤記」を読んだことのある人が何人いるだろう?
思えば32年間、小説ばかり読んできたけれど、その手のジャンルには手を出さなかった。
俺は日本人なのに太閤記も読んだことがないのか、と考えると恥ずかしくなってきた。




そんなわけで、吉川英治の「太閤記」を読んでみようとamazonで調べたら全11巻もある!!!!!

キツイわ!!!笑

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